ミッションの警告メッセージがディスプレイに表示され、変速しなくなる、ベンツB200ターボの修理です。
DAS(ベンツ純正メーカーテスター)で診断すると、アウトプットスピードセンサーの不良。
CVTミッション内のインプットスピードに対し、時折アウトプットスピードのシグナルが妥当でない数字を検出。
実際のユニット実測信号からしても、センサー回路の不具合と判断できます。
ということで、CVTミッションオイルパンより、まずCVTフルードの排出。
走行10万キロオーバー…おそらく一度もフルード交換暦が無いかと予測できる、フルードの汚れ具合。
というのも、722.8CVTミッションは、その殆どのセンサー類は全て、ミッション内バルブボディ上部に装着される、エレクトリカルプレートに装備されています。
オイルパン内に装着されていた、現車の鉄粉除去マグネット。
かなりの鉄粉付着量からも判断できるくらい、フルード管理/メンテナンスを怠っていたことが伺えます。
近年の電子制御化されたミッションでは、精度及び材質等の進化によりメカニカル的なトラブルは激減しています。
そのトラブルの大半が、フルード管理を怠ったことによる、ミッション内に内臓されている電子部品の故障。
現車よりバルブボディ一式を取り外し、センサー等が装着されているエレクトリカルプレートの交換。
ここで問題なのは、722.8型CVTミッションの場合、このエレクトリカルプレートにミッションのユニット(VGS2)までもが装着されていること。
いわゆる、CVTのエレクトリカルコンポーネントとして供給され、このプレート交換=CVTコントロールユニットの交換ということになります。
この内容に対し、およそ多くの修理工場様が作業不可能と決断…なぜなら、ユニット交換に対しメーカーオンラインによるSCNコーディングで作動開始のプログラミングを施さなければ、交換作業後はエンジンすら始動しなくなるからです。
メーカーログインを行える術が無い為、正規ディーラーでないと不可能といわれたこの領域。
UGでは自社内にてXENTRY テスターによるドイツ本国メーカーとオンラインコネクトを行い、SCNコーディングによる作動開始プログラムが可能です。
UG/yoshida
*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス取得
ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能) その他GM/フォード等専用テスター完備
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
オプションにてシーケンシャルウインカーCANBUS及びアダプティブブレーキランプCANBUS等も開発済みです。
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
UG/yoshida
The post CVT(722.8)のSCNコーディング/ベンツB200ターボ appeared first on UG スタッフブログ&注文販売店 ブログ.