運転席SRSシステム故障の警告表示が現れるようになった、W222モデル/ベンツS400の作業です。
SRSシステム=エアバック装置の故障警告で、もちろんこの状態では万が一の事故でエアバックが作動しない他、継続検査も受検することが出来ません。
XENTRYにてサプリメンタルレストレイントシステム(SRSユニット)のDTC(故障コード)を確認すると、運転席シートのECUより妥当でないデーター受信を検知している状態です。
エアバックを正常に制御する為にはシートポジションに対するデーターが不可欠となるのですが、現車は運転席シートコントロールユニットのデーター不良によりSRS制御に影響を及ぼしてしまっている状態です。
問題となる運転席シートコントロールユニットの不具合を調べていくと、コントロールユニットのキャリブレーションが消失してしまっていることが判明。
このトラブル、何故かW222系では多く、何が原因でシートキャリブレーションが消失してしまうのか不明ですが、対処として再度キャリブレーションを実行する必要性があります。
XENTRY上では「作動開始」処置の実行が必要=オンラインプログラミング作業を再試行する内容がアナウンスされますが、特にECUコーディングの不具合では無いのでSCNコーディング/プログラミングプロセスは省略してシートポジションの初期化のみを実行していきます。
無事問題無くシートポジション初期化に成功すれば、エラークリアも可能となりSRS警告も表示されなくなりました。
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