チェックエンジン警告ランプが点灯して、走行パフォーマンスが低下してしまっている。W212モデル/ベンツE350dの修理です。
DTC(故障コード)を確認すると、インテークポートシャットオフアクチュエーターの断線を検知してしまっています。
インテークポートのシャットオフアクチュエーターは、ECUの制御によってインテークポートに備わっているフラップをモーター駆動させています。
インテークポートフラップが閉じたままの状態でアクチュエーター(モーター)が固着等で動かなくなると、エンジンの吸入空気量が制限されてしまうので走行性能が低下(エンジン回転が上がらない等)してしまいます。
上記「アクチュエーターの断線」検知の多くは、途中の配線や端子等の不具合というよりもアクチュエーター本体の内部断線によるものがほとんどです。
このアクチュエーターはインテークデストリビューターの中央部にマウントされており、タービンを含む各補器類を取り外さなければアプローチ出来ません。
このアクチュエーターが潰れてしまう原因の多くは、オイルリークによって故障を誘発させているトラブル。
経年劣化でタービン等から漏れるオイルが位置的にアクチュエーターに垂れてしまうので、それによってアクチュエーターのモーター等電子回路がオイルによって損傷してしまうトラブルです。
新しいアクチュエーターへと組み換え後は、全てのパーツを元通りに組みなおし、テスターによる操作テストで制御確認の実行。
UGではベンツ専用診断機である「XENTRY/DAS」を完備し、各クラスのベンツ修理も数多く承っております(2023y度 年間ベンツ修理入庫実績279台)
あらゆるクラスの各種故障診断や各種コーディング変更等(カスタムコーディング)も修理作業にて実施しています。
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