サービストランスミッション警告が表示され、走行してもミッションが変速しなくなった、2012yダッジチャージャーの修理です。
PからDやRへのシフト変更時のショックも過大で、シフトポジション表示も全くされない状態です。
テスターにてECUトポロジーモニターを確認すると、ミッションを制御するECUであるTCM(トランスミッションコントロールモジュール)が起動していない状態(赤色表示は通信喪失ECU)と判明。
TCMが通信喪失状態な為=ミッション変速制御を行うことが全く出来ない状態です。
TCMに限らずあるECUが通信喪失/起動していない場合、まずはECU電源の測定及びネットワークラインの断線点検等が必要となります。
特にTCMの電源供給に使用されているリレーは、接点不良等によるトラブルで電源供給トラブルの原因となっているケースも多々あるので要チェックポイントです。
しかし今回のLDではTCMへの供給電源も正常値で、ネットワークラインの断線も診うけられず=TCM内部不良の可能性が濃厚です。
上記内容によりTCM交換が必要となるのですが、このチャージャーのTCMは既にメーカー廃盤となっていた為、中古部品を手配して組替作業を行います。
TCM組替/セットアップ処理後はDTC検知/警告メッセージ表示もクリア出来、無事ミッションの変速制御の復活です。
UGではオンラインディーラー診断機であるwiTECH2(ワイテック2)を導入しています。
クライスラー/ダッジ系だけでも年間400件以上の各種メンテナンスご入庫を頂いているUGでは、連日オンラインによる診断/プログラム作業を行っています。(2023y度 年間クライスラー&ダッジ修理入庫実績433台)
UGでは今後も継続して、ECUプログラミングを含むクライスラー/ダッジ系の全ての作業を自社内で行える環境を維持しますので、メンテナンスでお困りの方は ユーザー様/業者様問わず ご縁慮無くお問い合わせ下さい。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
クライスラー&ダッジディーラー診断機 WiTECH2.0(ワイテック2)導入/FCAコーディングソフト完備
フォードFDRS/IDS(VCM3)各種ECUプログラミング可能/ForSCAN完備
GM診断アプリケーション GDS2/TECH2(MDI2)サービスプログラミングシステム対応
ベンツDAS/XENTRY完備&コーディングソフト完備
BMWテスターISPI NEXT(ISTA-D/ISTA-P)完備 各種プログラミング可能 その他 各車種対応AUTEL各種診断機/VCDS等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~19:00 土/日/祝 11:00~18:00 定休日/毎週水曜日
The post サービストランスミッション警告のトラブル修理/ダッジチャージャー appeared first on UG メンテナンス工場.