修理依頼でお預かり中の、W209型ベンツCLK320です。
今回お預かりした内容は、メーターディスプレイ上にチェックエンジンの警告ランプが点灯。
ベンツ純正テスターであるXENTRY/DASにてMEコントロールを診断すると、DTC(故障コード)的にはNo4/5/6のミスファイヤー検知の履歴。
No4/5/6ということは、左バンクが全て失火状態に陥った…ですが、実測値を確認すると、点検している間はミスファイヤーは皆無。
しかし、車両の下側から、「ガランガラン」と派手な異音が発生。
その異音の箇所はキャタライザー内部…マフラーの途中に排ガス浄化装置として触媒が設けられていますが、その内部破損により先ほどの異音が発生。
その破損状態により、場合によって破損した部位が触媒内部で排気を詰まらせ、片バンクが失火状態に陥るといった状態と推測されます。
触媒が破損すると再生は不可能…少々金額はかかってしまいますが交換作業となり、あとは触媒が内部破損に陥る他の要因(燃調のズレや失火等)が発生していないかチェックです。
特にベンツでもV12クラスになると、触媒内部破損による排気詰まりが発生すると、その巨大なエンジントルクにより特に高速走行では、意図も簡単にEXバルブ周りの損傷等エンジン内部にダメージを与える事例もあるので、劣化したキャタライザーは早期に対処すべきです。
UG/yoshida
*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス年間契約(Witech及びテックオーソリティ)
フォードIDS/VCM2導入済み
GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンライン対応
ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能) その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~20:00 土/日/祝 12:00~18:00 定休日/毎週水曜日
2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
純正HEMIネームプレートをベースにレーザー加工にて製作したUGオリジナル「HEMI」LEDビームエンブレム。
エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。
注意:車両側に配線を通す穴あけ加工が必要です
The post キャタライザーの限界/ベンツCLK320 appeared first on UG スタッフブログ&注文販売店 ブログ.