業者様より、エンジンの異音修理にてお預かりした、06yのフォードエクスペディションです。
外部から異音確認を行うと、エンジンのシリンダーヘッド廻りより「カタカタカタ…」というタペット音的な異音が感じられます。
エンジンはV8/5.4リッターの3バルブタイプにて、まずはタペットカバーを取外して動弁系の診断。
さらにカムシャフトを取外すために、タイミングチェーン周りも分解します。
取外したカムシャフトを確認すると、幸い大きな磨耗損傷等も無く、再使用可能と判断。
メインの原因箇所と想定した各バルブリフターは、案の定、油圧保持が低下している箇所が見受けられ、交換が必要。
あと、何箇所かロッカーアームのローラー部に、動きの悪い箇所が見受けられたので、こちらも選定して新品を手配。
しかしV8の3バルブエンジンとなると、リフター及びロッカーアームが合計24個使用されているので、全てを交換するとなると結構な部品金額になります。
あと、今回の異音の直接的な原因にはなっていませんが、タイミングチェーンの各ガイドも磨耗が見受けられ、チェーンテンショナーと同時に交換作業を進行。
特に今回のエクスペディションと同エンジンであるナビゲーター等でも、エンジン内部異音を発している車両が時々見受けられます。
その殆どが今回と同様のリフターやチェーンガイドといった消耗部位によるものから発し始めるのですが、そのまま乗り続けることによってカムシャフト等まで磨耗損傷させてしまっているエンジンが多いのも事実。
異音/打音が発生している=適切なクリアランスが保てず磨耗が進行していく状態であることをご理解いただき、早期対処により余計な部位まで及ぶ磨耗損傷を防ぐよう注意が必要です。
UG/yoshida
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