今回、業者様よりお預かりした、2012yダッジチャージャーにて。
エアコンのガスは正常に入っているのに、コンプレッサーが作動せずに冷風が出ないパターン。
例えば単純にコンプレッサークラッチのヒューズが断線していて、ヒューズを交換すれば解決して…くれればいいのですが。
エアコンのコンプレッサークラッチは、エンジンルーム内のヒューズボックスに装備されているのですが、そのヒューズボックスに貼られているラベルのナンバーが491と記載されているチャージャーは注意が必要。(600と記載されているヒューズボックスであれば問題ないです)
ヒューズボックス側が熱により焼けてしまい、接触抵抗が発生してエアコンのクラッチが機能しなくなります。
これはメーカーのサービスブルティンにて発表されているのですが、2011y~2013yのLD系チャージャーで先の491品番のボックスを使用している車両では、エアコンに使用しているミニブレードヒューズの接触が不十分な為に発生するトラブル。
それに対する改善処置として、リペア用のワイヤーハーネスが存在し、エアコンのヒューズを現状の場所から移動する配線加工処置を施します。
しかし現状では、リペア用のワイヤーハーネスキットがUSAオーダーとなり、すぐに入手出来る状態ではありません。
すぐに入手できないハーネスキットに拘らなくとも、配線加工を施して汎用のヒューズボックスを増設して移動すれば…ということで、今回のチャージャーは対処。
同じ容量の10Aヒューズでも、より接触面の大きい通常のブレードヒューズにすれば、トラブルの再発は防げるでしょう。
ヒューズボックス内の電源線を弄ったので、最終的にwiTECH2.0(ワイテック2)にてDTC消去と他に不具合が無いかチェックして終了です。
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