車検整備にてお預かりさせていただいた、95yシボレーシェビーバンの作業です。
この車、継続検査を受けるにあたって、大きな問題がひとつ存在。
サービスエンジンスーンの警告ランプ点灯、いわゆるエンジンのチェックランプが点灯した状態で、ミッションの変速も正常に行わない症状です。
TECH2にてDTC(故障コード)を確認すると、スロットルポジションセンサー回路のエラーが入力されています。
更に実測値を確認してみると、アクセルを踏んでもTPセンサー値は変化せずに、ほとんど0%の検知。
このシェビーバンは、TBI(スロットルボディインジェクション)の5リッター+4速電子制御ATミッションという組み合わせ。
スロットルポジションセンサーは、その名のごとくスロットル弁の角度を検知するセンサーで、スロットルボディの横に装着されています。
ミッションの変速制御を行ううえで、スロットル弁の検知シグナルは重要な情報のひとつです。
このTPセンサーの検知が出来なくなると、ECUはドライバーのアクセル開度が判断できなく、キックダウンはもちろん通常の変速タイミングもアクセルが踏まれていないという認識で遅くなります。
スロットルボディからTPセンサーを取外すと、スロットル弁のシャフトが突き出ています。
このシャフトの動きをセンサーが検知して…今回は配線等を診断した結果、単純にTPセンサー本体の検知不良と判明したので、新品部品を手配して交換。
センサー交換後の実測測定では、アクセル開度に対して正確な検知シグナルが発生し、もちろんサービスエンジンスーン警告も点灯しなくなりました。
UGではGM系(シボレー/キャデラック等)の純正診断機器であるGDS2/TECH2を完備(インターフェイス/MDI2)し、GM/Tisオンライン起動による各種プログラミングも対応可能です。
GMブランドの車種でメンテナンスにお困りの方(ディーラーの修理金額にご不満の方もしくは違法改造等の理由でディーラー作業を断られた方)、UGでは各種診断はもちろん、ECU交換の際に必要なプログラミング等も全て可能なので、ユーザー様及び業者様問わずご遠慮なくご連絡ください。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2018y以降対応WiTECH2.0導入 メーカーオンラインライセンス年間契約(Witech及びテックオーソリティ)
フォードIDS/VCM2導入済み
GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンラインTis完備/各種プログラム可能
ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)コーディングソフトVEDIAMO及びDTS Monaco その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。
アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
平日10:00~20:00 土/日/祝 12:00~18:00 定休日/毎週水曜日
SRTヘルキャット×DIABLOの組み合わせで、未知なるDemon(デーモン)スペックの領域へ…
DynaPackによる実測にて、800psを軽く上回る821psをマーク。
UGでは各メーカー用DIABLOSPORT/inTune常時在庫しています。
The post 変速不良とスロットルポジション/シボレーシェビーバン appeared first on UG メンテナンス工場.