エアコンをONにすると室内右前付近よりカタカタカタ…と暫くの間 異音が発生する、2014yキャデラックATSの修理です。
症状的には、エアコンケースに装着されている何れかのフラップコントロールアクチュエーターの不良により、内部ギア破損等でアクチュエーターモーターが空転動作している状態と考えられます。
GDS2テスターを使用して、HVACコントロールのアクチュエーター制御テスト等を実施した結果、不具合が発生している箇所は右側温度調整バルブのアクチュエーターと判明。
エアコンの空調制御を行うために、エアコンケースの様々な場所に各フラップバルブを制御するアクチュエーターが存在し、今回の「右側温度調整バルブアクチュエーター」はインストルメントAssyをまず取り外さなければアクセスできません。
ケースの助手席側側面の奥のほうに装着されているのですが、エアコンのエアインレットケースをが邪魔でアクセスできません。
エアコンケースのエアインレットダクトケースを外すには、ボディとケースが密着している部位なので、エアコンケース本体を動かす必要性があります。
エアコンケースを動かすには、インストルメント内部にあるフレームバーを外さなければいけないのですが、
このバーを固定しているボルトへのアクセスする為には、左右フロントドアが邪魔になります。
フロントドアを取り外して、バーのボルトを緩めてバーの取り外し→エアコンケース本体を動かせる状態にしてエアインレットダクトを外してアクチュエーターの組み換え…。
更にアクチュエーター組み換え後は、GDS2を使用してアクチュエーターの校正(キャリブレーション)処置を実行し、無事正常復帰です。
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