ATミッションのフルード及びフィルター交換のご依頼を頂いた、96yシボレーピックアップ/C-1500の作業です。
ミッションの状態を目視確認するために、リフトに上げてみると、ミッションケース左側面にあるセレクタースイッチ周辺からATFが漏れてきているのが判明。
セレクタースイッチを取外すと、シフトレバーと連結されて駆動するセレクターシャフト部のシール劣化が原因なので、今回のATF&フィルター交換に合せて同時に処置を行います。
このセレクターシャフト部のシールは、GMに限らず劣化によってフルード漏れが発生してくる部位ですが、特に4L60E/80E系ATミッションではATF漏れの定番箇所。
ATFを新油に入れ替えると、より漏れが酷くなる可能性が高くなるので、追加作業にてシールの入替です。
続いて「本題」の、ATF&フィルター交換作業のため、ATオイルパンの取外し。
ATF自体はまだ汚れも少なく、ここ数年以内にATF交換をしている様子が伺えます。
しかし、オイルパンに装着されている磁石には、鉄粉等に異物がかなり吸着しており、おそらく前回のATF交換は上抜きのみで行われているものと推測できます。
取外したオイルパン&磁石を洗浄して、新しいフィルターへと取替してリフレッシュ。
あとは新しいATFを規定量まで測定しながら注入し、ロードテストによる正常制御の確認を行って無事終了です。
エンジンオイルと違いATFは、それほどシビアに頻繁に交換する必要性はありませんが、ATF交換時期によるフルード入替時にはフィルターも同時に交換して、オイルパン内の鉄粉等の洗浄も同時にされることをお勧めします。
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