エンジンがかからなくなったということで、業者様よりご依頼を受け、レッカーにて入庫してきた2018yUSトヨタセコイアの作業です。
まだ新車から1年未満の車両なので、セキュリティ絡みのトラブルか?と思いきや、診断をすすめていった結果、フューエルポンプモジュールからポンプ作動信号が出力されているにもかかわらず、フューエルポンプが作動せずに燃圧が発生していない状態。
単純にフューエルポンプトラブルなので、リフトアップしてフューエルタンクを車両より降ろします。
タンク上部に装着されているフューエルポンプAssyを、業者様がご用意された新品部品へ組替し、無事エンジンも始動。
今回は稀なケースですが、自動車は機械物がゆえに「走行距離が少ない」「年式が新しい」からと言って、トラブルが発生しない可能性はゼロではありません。
最も信頼性の高いメーカーともいえる「トヨタ」でさえ、今回のように初期不具合が発生することもあります。
そういった不慮のトラブルに対する対応として、多くの新車では「保証期間」が設定されています。
特に中古車の場合は、トラブルが発生する確率は高くなるので、ご購入される場合は「保証期間」を重要視されることをお勧めします。
UG/yoshida
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