クーラントサーモスタットの電気的故障/ベンツA250
チェックエンジン警告ランプが点灯してしまった状態に陥った、W176モデル/ベンツA250の診断です。 XENTRY診断機にてショートテストを実行すると、サーモスタットの電気的故障によって警告ランプを点灯させてしまっているのが判明。 M270系エンジンでは事例の多い、サーモスタットの電気制御トラブル。...
View Articleローラーロッカー摩耗による異音/フォードマスタング
エンジンから「タンタンタン…」と打音が発生している、2010yフォードマスタングの作業です。 異音確認を行うと、左バンクのシリンダーヘッド側…いわゆるタペットノイズと呼ばれる打音。 異音が確認できる左バンクのバルブカバーを取り外してカムシャフト廻りを確認すると、一部のロッカーアームのローラーが削れて焼き色が入った状態に陥っています。...
View Articleシフト操作不能に陥る原因/クライスラー300
ある時、エンジンを始動するとメーターディスプレイのシフトインジケーターが全て点灯し、シフトレバーがPポジションから抜けなくなる…という案件にて業者様より修理ご入庫頂いた2006yクライスラー300の診断です。その症状に陥った際、応急的に緊急用シフトロック解除操作を行ってDレンジで走行を試みても、ミッションが全く変速制御を行わない状態です。...
View ArticleHEMIエンジンのMDSトラブル/ダッジラム
チェックエンジン警告ランプが点灯し、走行状況にかかわらず常時FuelSaverのインジケーターが点灯したままになる、2009yダッジラム1500ピックアップの点検です。5.7LのHEMIエンジンでは、燃費向上を目的としたMDS(Multi Displacement System)と呼ばれる気筒休止システムが備わっており、ECOモード走行時には1/4/6/7シリンダーの休止システムが作動します。...
View Articleエアコンファンが廻らなくなる原因/ベンツSL350
エアコン操作を行って風量を最大にしてもブロアが廻らず=エアコンの風が全くでなくなった、R230モデル/ベンツSL350の作業です。 エラー的にはブロアコントローラーのコミュニケーションエラーを検知、ブロアモーターの電源等を調べていくことになります。...
View Articleクランクプーリーの交換時期/シボレーコルベット
車検整備にてお預かり作業を行っていた、C6モデル/シボレーコルベットZ06です。 エンジンを廻してアイドリング状態でベルト廻りを確認すると、エンジンクランクプーリーの回転ブレが気になります。 エンジンのクランクプーリーはクランクシャフトのねじり振動を吸収する為、プーリーと鉄製リングでラバーを挟んだ構造をしたダンパープーリーとなっています。...
View ArticleEPSソフトウェアの問題に対するリコールフラッシュ/キャデラックエスカレード
EPSアシスト機能に対するリコールフラッシュ作業を行った、2015yキャデラックエスカレードESVです。 特定の2015yモデルのエスカレードやユーコン、そしてサバーバンやタホ等では、低速でのステアリング旋回操作中にパワーステアリングアシスト機能が一時的に失われ、突然復帰する症状発生の可能性があります。...
View Articleインテークマニからの冷却水漏れ/GMCサバナ
冷却水漏れ修理にて、インテークマニAssyの脱着作業を行った、2000yGMCサバナの作業内容です。 少し画像では分かりにくいですが、エンジンを暖気してリフトアップすると、ミッションベルハウジング部を伝うように冷却水が漏れてきています。 このエンジン後部上側から垂れてくる冷却水漏れの発生箇所は、エンジンのインテークマニ部から発生してきています。...
View Articleモデナの車検整備/フェラーリ360モデナ
車検整備にてお預かり作業を行った、フェラーリ360モデナです。走行距離も少なく以前にタイミングベルト等も定期交換済、他に不具合は診うけられないので、定期交換油脂類等のリフレッシュがメインとなります。 まずは整備の基本ともいえる、エンジンオイルの交換作業。フェラーリは当然のごとくドライサンプ式なので、エンジンオイルパンとオイルタンク双方のドレンボルトからオイルを排出。...
View Articleトルクチューブからの異音/シボレーコルベット
車検整備にてお預かりしたC6モデル/シボレーコルベット…ですが、アイドリングで下廻りより「ガランガラン…」と異音が発生。 その異音の発生源は、エンジン回転をリアのトランスアクスルに伝えるトルクチューブ。トルクチューブとはプロペラシャフトの接続形態名称のひとつであり、一般的にユニバーサルジョイント等で構成されているシャフトむき出し状態のプロペラシャフトは、正確にはホチキスドライブ方式と呼ばれています。...
View Articleリアデフからのオイル漏れ修理/キャデラックATS
車両後方部からオイル漏れが発生している…2014yキャデラックATSの作業です。決まって駐車場の後輪位置中央部に、オイル染みが残ってしまう状況です。 「車両後輪中央部側」から予測できるように、リフトアップして確認すると、リアデフ本体よりオイル漏れが発生してきています。 ちょうどエキゾーストマフラーが近くに位置する為、漏れたオイルが垂れて白煙/異臭も発生してくる状況に陥ります。...
View ArticleバックしないDCTミッショントラブル/ベンツA45 AMG
「後退できません」の警告メッセージが表示され、Rギアに入らない…そして時折りDレンジでの前進動作も行わなくなった、W176/ベンツA45の作業です。 このA45に搭載されているミッションは、AMGスピードシフト7G-DCTと呼ばれる724型/7速DCTミッション(デュアルクラッチミッション)となります。...
View Articleインジェクター機能不良による失火検知/シボレーカマロ
チェックエンジン警告インジケーターが点滅作動し、エンジンの調子が悪い、2010yシボレーカマロの作業です。 体感する症状からの予測通り、PCMのDTC(故障コード)を確認すると、ミスファイア検出エラーを検知しています。...
View Articleルーフローラーブラインドが巻かなくなる原因/ベンツCLA200d
パノラミックスライディングルーフを作動させようにも、ローラーブラインドがちゃんと動かずに開けれない…W118モデル/ベンツCLA200dの作業です。 閉まっているローラーブラインドが後方へ巻かれずに弛むだけなので、次の動作への移行…スライディングルーフをスイッチ操作で開けることが出来ません。...
View Articleシステムリーンに陥る理由/GMCユーコン
チェックエンジン警告ランプが点灯して、心なしかラフアイドリング症状も発生している状態の、2007y GMCユーコンの診断です。 検知されているDTC(故障コード)はフューエルトリムのシステムリーン、ちなみにP0171はバンク1側/P0174はバンク2側で、現車は左右バンク共にシステムリーン状態。...
View Articleインジェクター断線によるエンジン不調/ダッジチャレンジャー
チェックエンジン警告ランプが点滅して、エンジンの調子が悪い、2015yダッジチャレンジャーの作業です。アイドリング回転での振動も激しく、回転数を上げた際の噴け上りも…明らかに何れかの気筒が失火(ミスファイア)している体感症状です。...
View Articleステアリングコラムスイッチ機能の突然死/BMW M5
走行中に突然、ワイパーが作動して止まらなくなりウインカーレバーを操作してもウインカーが作動せず…F10モデル/BMW M5の診断です。 ISTA診断機にてECUツリー画面を確認すると、ステアリングコラムスイッチセンターユニット(SZL)が全く起動していません。SZLの制御不能により、コラムスイッチ機能が全滅している状態です。...
View Article内気循環固定化のコーディング/ベンツML350d
エアコンの内気循環モードの固定化コーディングにてご来店頂いた、W166/ベンツML350dのクイック作業です。日本では花粉や他車排気ガス等の侵入を避けるためか、外気導入を嫌い内気循環モードのままエアコンを使用するユーザーも多くいらっしゃいます。...
View ArticleECM制御不良によるスロットル誤作動/シボレーアバランチ
例えばエンジンを始動してエアコンをONにすると、突然アイドリング回転数が2000rpm以上 上昇したり、また普通のアイドル回転数(700rpm前後)に戻ったと思えばハンチング(エンジン回転が上下に激しく変動)する症状が突然発生する…という案件にて業者様よりご入庫頂いた2007yシボレーアバランチの診断です。上記症状が発生する為、特に車庫入れ等では急発進する恐れがあり、大変危険な状態です。...
View Articleエアマチックサスペンションの制御不良/ベンツS63
走行中に突然車高が下がり、ディスプレイにエアサスペンション故障の警告メッセージが表示される、W222/ベンツS63の診断です。症状が発生するとフェンダーとタイヤが干渉するくらい車高が下がり自走出来なくなるのですが、時間経過と共に復帰して症状が発生しなくなる…といった状況。 エアマチックサスペンションのDTC(故障コード)を確認すると、エア充填状態に対する様々なエラーを検知している状態です。...
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