リアローラーブラインドの持病/アウディA8
リアローラーブラインドが動かなくなったので点検中の、4H型アウディA8。 特に頻繁にスイッチのON/OFF操作を繰り返したりすると発生しやすい症状らしく、メーカーのほうで対策としてシステム制御CPUの改修プログラムの更新を発表し、各ディーラーでのサービスキャンペーンにて改善処置が可能… ですが、現車は既にプログラムの更新を受けているにもかかわらず、CPUの制御によって…。...
View Articleハブベアリングの負担/ハマーH2
車検整備中の、ハマーH2です。 …2005yモデルで走行7万キロオーバー、やはりこの時期になると… 特にGM系では定番の、フロントハブのガタつき発生。 ハブに組み込まれているベアリングが、ハマーの車重とタイヤ/ホイルの駆動に悲鳴を上げて、ガタが発生。 特に今回の車両は、325/55-22サイズにアップされているので、その負担もより大きく。...
View Articleバッテリーの監視/AMG E63
バッテリー上がりで入庫した、W212型AMG/E63の診断です。 普段あまり乗られない…ですが、それにしても異常に上がり方が極端なので、漏電をおこしてないかチェックするも、特に暗電流値は基準値内。 XENTRY(ベンツ純正メーカーテスター)にて、バッテリーコントロール回路の診断。...
View Articleロアアームブッシュの損傷/ダッジチャレンジャー
定期点検にてお預かり中の、09yダッジチャレンジャーSRT。 走行距離も既に7万キロオーバー。 この時期になってくると、ぼちぼち悲鳴をあげてくる車両も多い大事な箇所のひとつ… ロアアームのブッシュ。 フレームに隠れ、目視で見難い箇所ですが、このブッシュの亀裂が大きくなるとブッシュとしての「張り」はもちろん...
View Articleヒーターパイプからの水漏れ/ポルシェカイエン
冷却水漏れで入庫してきた、9PA型のポルシェカイエンです。 カイエンで水漏れと言えば、Vバンク中央に設けられたウォーターパイプ類に問題があり、改善前の部品は熱や振動で必ずといってもいいほど、よくトラブルを起こす部位。 しかし、今回のカイエンは既に対策部品に交換されており…確認し難い構造ですが今回はどうも、その先に繋がるヒーターホース周辺からの漏れ。...
View Article■ GW期間中の休業日のお知らせ。■
5月1日~5月5日 は休業いたします。 5月6日(金) 10時~20時 営業 5月7日(土)8日(日)12時~18時 営業 連鎖式点灯方式方向指示器…いわゆる「シーケンシャルウインカー」 2014年10月より国土交通省が新基準として導入し、アウディA8等が既に導入している「流れるウインカー」です。(但し、点灯方式等に制約があります)...
View Article定番故障のフューエルポンプ/ハマーH2
セルは廻れどエンジンかからず…ということで入庫した、03yハマーH2。 具体的には初爆はするが、あとが続かず。 燃圧が足らなそうなので測定すると、案の定キーONでポンプ作動させても0.5Kくらいしか燃圧が発生せず。 もちろんキーON及びクランキングと、ポンプへの電源供給は問題ないので、単純にポンプ不良と判断。...
View Articleタイミングベルトの定期交換/VWビートル
GW明け早々にお預かりした、06yのVWビートル。 走行距離はもうじき10万キロ…ということで この距離に達する頃には替えておきたい、タイミングベルトの交換作業です。 メーカーによってまちまちですが、国産車をはじめ多くの車がだいたい10万キロを目安に交換時期を指定しています。(イタ車等は除く)...
View Article定期メンテナンスのオイル交換/ポルシェケイマン
エンジンオイルの定期交換にて来店された、987型後期ポルシェケイマン。 この987型後期タイプより直墳エンジンが採用され、ミッションもデュアルクラッチの7速PDK。 ポルシェは昔からドレンボルトはアルミ製で造られており、オイル交換の際ドレンボルトのパッキンはもちろん、アルミ製で変形等しやすいので、ヘキサゴン角の変形が見られるようであれば同時に交換しておきたいところ。...
View Articleドライブシャフトの負担/ダッジチャレンジャー
定期点検作業中の、09yダッジチャレンジャーSRT8。 リフトに上げて下回りを確認すると、 リアドライブシャフトのインナー付近から、CVジョイント内のグリスが飛散した痕。 実はコレ、CVジョイントのブーツが破れているわけではなく、ブーツよりまだインナー側のジョイントカシメ部よりグリス漏れ。 エンジンより発生したパワーを、駆動力としてタイヤへ最終的に伝える大事なパートを担うドライブシャフト。...
View Articleセルモーターのトラブル/クライスラー300C
異常にセルが重く、バッテリーを交換しても同じ…ということで入庫してきた、06yクライスラー300C5.7HEMI。 その原因は、点検した結果、単純にセルモーターの内部不良。 300Cに限らず、セルモーターやオルタネーターといった電装補機類は、エンジンルーム内といった過酷な環境内で常に作動しているので、年数経過と共にトラブル発生率も多い箇所。...
View Articleラジエターの水漏れ/ベンツゲレンデ
冷却水漏れでお預かりした、ベンツG500/通称「ゲレンデヴァーゲン」。 漏れている箇所は、一目瞭然ラジエター…。 定番のアルミコアとプラスチック製サイドタンク接合部より、クーラント(冷却水)が漏れてきています。 その原因は、接合部のカシメのシール…というより、殆どがプラスチックタンクの劣化。...
View Articleエンジンマウントの相違/ダッジチャージャー
定期点検にて整備中の、06yダッジチャージャーのSRT8です。 点検した結果、エンジンマウントをはじめ、数点交換必要部品があったのですが、今回はこのエンジンマウントについて。 新品のエンジンマウントを2個、並べてみました。 実はこれ、片側がSRT8用でもうひとつは5.7HEMI用のマウント。 パッと見は同じ…というか、じっくり見てもサイズや形状等、全く同じ部品にしか見えません。...
View Articleアクティブボディコントロールのバルブトラブル/ベンツCL600
修理でお預かりした、W215型ベンツCL600です。 現車はV12エンジンにツインターボを備えた、W215の後期モデル。 故障内容は、時折ABCの警告ランプが点灯。 CLクラスは通常のエアサスではなく、油圧制御のアクティブボディコントロールサスペンション機能を装備しています。...
View Articleオイルプレッシャーセンサーの取付位置…/ダッジデュランゴ
チェックエンジンの警告ランプが点灯したので、お預かりした、2014yダッジデュランゴ3.6V6VVT。 WiTECH(クライスラー純正メーカー製テスター)で診断すると、P0521エンジンオイルプレッシャーセンサー性能の入力。 実測値を確認しても正常値のまま…でしたが、ある時ふと確認すると、プレッシャー値が最大値のまま固着。 ということで、プレッシャーセンサー交換にて、部品の入手。...
View Articleドライサンプのメリット/ランボルギーニガヤルド
定期点検作業中の、ランボルギーニガヤルドです。 定期交換としてエンジンオイルやブレーキオイル等、各油脂類フィルター等の交換。 ご存知の方も多いでしょうが、ランボルギーニをはじめフェラーリやポルシェといったメーカーは、一般的にエンジンオイルを貯めるオイルパンが存在しない、ドライサンプ式を好んで採用しています。...
View Articleクランク/カムの相関関係 / リンカーンナビゲーター
エンジン不調で業者様よりお預かりした、07yリンカーンナビゲーター。 アイドリングから吹け上がりが異常に悪く、ディスプレイにはチェックエンジンの警告点灯。 IDS(フォード純正メーカー製テスター)にて診断すると、バンク1側(右バンク)のインテークカムセンサーの遅角値異常と、それに伴いカムセンサー及びクランクセンサー双方の相関関係の異常も検出。...
View Articleエンストの理由/ジープチェロキー
走行中に突然前触れも無くエンストし、場合によってはしばらく再始動出来ない時もある…ということで入庫した、96yジープチェロキー。 エンジンは当時のチェロキー定番の、4リットル直6式。 エンストする症状が発生するまでアイドリングで放置し、症状が発生したそのタイミングで診断開始。 今となっては少し懐かしい、プラグコードを有したデスビ点火。 カムシャフトと連動したデスビシャフトにより…...
View ArticleEGRバルブの機能/ダッジマグナム
チェックエンジンの警告ランプが点灯した、06yダッジマグナム。 WiTECH(クライスラー純正メーカーテスター)で診断を実施すると、EGRバルブの不良。 少し自動車に詳しい方なら耳にしたこともある、このEGRバルブ。 Exhaust Gas...
View Articleスパークプラグの劣化/リンカーンナビゲーター
エンジン不調にてお預かりした、05yリンカーンナビゲーター。 具体的な症状は、どうも何れかの気筒がミスしているような感じ…。 ちなみにエンジンは、ナビゲーターでは05y以降より採用された3バルブエンジン。 IDS(フォード純正メーカーテスター)で診断すると… 全体的にアトランダムに失火していたので、基本的なプラグのチェックを行うと、やはりプラグの磨耗が酷い状態。...
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